【息子1歳11ヶ月】当時、巷で大流行していた手足口病。
保育園の同じクラスでも何人か発症していましたので息子もそろそろ移るんだろうなと心の片隅では思ってはいましたが、やはり例に漏れず感染しました。
息子の場合は、クループ症候群という病気の病み上がりで、完全に体力が回復していなかった為、手足口病がかなり重症化してしまい発疹や水疱が完治するまで約1ヶ月程度かかりました。
クループ症候群についてはコチラの記事をご覧ください。

日に日にプツプツが全身に広がっていきましたので、その全貌を時系列でまとめたいと思います。
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突然の発熱
【2017年7月9日】日曜日で主人が休みだったので、朝ごはんをモリモリ食べ元気よく2人で遊びに出掛けて行きました。しかし1時間も経たないうちに帰宅。
えっ?と思い玄関まで迎えに行くと、顔が真っ赤でグッタリしていて明らかに様子がおかしかったのです。
主人が「もしかしたら熱中症かもしれない。水分は取ってはいたけど途中、様子がおかしかったから帰ってきた」と、すぐにアイスノンで頭を冷やし熱を測ってみると38.5℃。
慌てて近くの休日診療をやっている病院に電話し相談しましたが、水分も取れて、ご飯も食べれて座薬もあるなら様子を見てくださいと言われ翌日まで小児科の受診を待ちました。
腕に赤いプツプツから始まる
ふと見た息子の腕にポツポツ出来物が2つあるのに気が付きました。
これは、もしかしたら…手足口病?と思いましたが断定は出来ず、夜中には39.1℃まで熱が上がり泣き止まなくなったので座薬を入れました。
意外と難しい座薬の失敗談はコチラの記事へ

診断結果
2017年7月10日(月) 体温37.6℃
朝、起きると口の周りにもポツポツと赤い出来物が。
もはや手足口病以外の何物でもないなと思いつつ、朝一で小児科を受診。経緯を説明するまでもなく「お母さん、手足口病ですね」と間髪入れずに診断が下りました。
口の中にも沢山、口内炎のように出来ているらしく、水分が取りにくくなり始めるかもしれないと言われ、熱が上がってきて辛そうなら迷うことなく座薬使ってあげてと言われ、また2日後に受診する事になり帰宅。
そして突発性発疹の時と同様、お薬はなく自然治癒だそうです。
1枚目が1日目の写真で2枚目が2日目の写真


1日目より発疹が増え、大きくなり赤みも増しています。汗を沢山かいたので着替えさせようと洋服を脱がすと愕然としました。
なんと全身に発疹が広がっていたのです。
★2日目の様子★
・朝と夜で熱は下がったり上がったりだったが夜中は39℃台が続く
・熱が下がっている時は機嫌はよかった
・うどんなど柔らかいものは食べてくれた
・ポカリスエットはグビグビ飲んでくれた
・全身に発疹が広がり始めた
手足口病発症から3日目
2017年7月11日(火) 体温37.8℃
口内炎に沁みるのか食べ物を拒否し始め、息子の好きな食べ物を見せても、首を横に振りボーッとしており明らかに病状が悪化していました。
水膨れのような発疹も出来始め、潰れたり、脚全体にもかなり広がってきています。


食べ物は食べてくれませんが、ジュースやポカリなど飲み物だけは摂取してくれていました。
★3日目の様子★
・相変わらず朝と夜で熱は上がったり下がったり夜になるにつれて38℃台
・夜中に座薬を入れた
・食べ物を拒否し飲み物しか摂取してくれなくなった
・発疹も大きくなり中には水膨れの様な出来物も増えてきた
・前日にはなかった足の裏・首の後ろにも少しづつ発疹が出来始めた
・体力の低下で日中もほとんど寝ていた
手足口病発症から4日目
2017年7月12日(水) 体温38.2℃ 朝から高熱で小児科を受診。
待合室で息子のあまりのブツブツ具合にジロジロ見られたり、親御さんに距離を置かれたり、少し悲しかったのを覚えています。まぁーこれだけ酷ければ仕方のない事かもしれませんが。
診察室に入ると先生が「これはこれは、凄いね・・・最近、見た中でも酷い方だ。可哀そうに(泣)あと少しだから頑張ろうね。」食べ物を拒否し始めた事、日中ほとんど寝ている事など先生に伝えました。
先生
4日目には段々、潰れてきている発疹もありましたが、更に水疱が大きくなっている箇所もありました。
そして頭皮にも出来ており正直、本当に大丈夫なのか痕が残ったら可哀想など、心配で心配で夜も眠れなかったです。



★4日目の様子★
・相変わらず朝と夜で熱は上がったり下がったり
・夜中に座薬を入れた
・食べ物を拒否し飲み物も嫌がるようになってきた
・頭皮まで発疹が出来始め、潰れ治りかけている発疹を痒がったりし始めた
・この日も一日中ほとんど寝ていた
手足口病発症から5日目
2017年7月13日(木)体温36.6℃ 5日目にして、ようやく熱が下がりました。
連日の高熱と、何も食べれない為、顔色が悪く起きてはいますが、あまり動かなかったです。
口の周りに出来た発疹もだいぶ枯れてきましたが、3日くらいほどんど寝ていた為か?体力がない為か?走ると足がもつれて転ぶ事が何回もあり、確実に体力消耗していました。
熱が下がり2017年7月17日の写真です。たいぶ枯れてかさぶたになり治ってきています。
通っている保育園では熱が下がって、ご飯も食べれるのであれば発疹があっても登園できるそうで結局、保育園に登園し出したのは発症してから8日目でした。
手足口病発症から14日目
2017年7月23日 足の裏に出来ていた発疹が治りペロッと皮が剥けてきました。
何故か足だけでしたが、お風呂に入って皮膚が柔らかくなると、どんどん剥けていき痒がることもなく痛がることもなく自然と綺麗になっていきました。
爪が根本から剥がれてきた
水疱もだいぶ綺麗になり手足口病からも回復し忘れ始めていた頃、ふと息子の手を見ると、人差し指の爪の根本が浮いているのに気が付きました。
これを爪甲脱落症と言うらしいですが、徐々に根元から浮いてきてペロッと爪が剥がれたら既にピンク色の新しい爪が出来上がっていて、今では普通の爪になってます。
結局、手の指2本と足の指1本が生え変わりました。
保育園の先生も手足口病のせいですねーと知っていまたので、他の園児たちも同じような症状が起きているんだなと思いました。
おわりに
結局、手足口病の発疹して、綺麗になったのは8月11日頃で、約1ヶ月程度かかりました。
心配していた発疹のも痕も、特に残ることなく綺麗に完治し安心しました。手足口病は「三大夏風邪の一つ」と言われていますが重症化すると「風邪」という軽い言葉では片付けられない大変な病気だという事を痛感しました。
保育園など集団生活を送っていると避けては通れないないのが感染症です、日々の手洗いうがいの徹底など予防対策もしっかりしていきましょうね。
以上、息子の手足口病体験談でした。
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