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【2020年体験談】なぜか口の中が苦い?タミフルの副作用?吐き続けたインフルエンザA型の症状。異常行動もあって怖かったのでレビューしてみる。

また今年も息子がインフルエンザA型に感染しました。

去年のインフルエンザ体験談はこちらの記事で読めます。

【体験談】年末に子供がインフルエンザA型に!親は感染予防に必死。タミフルの飲ませ方や予防対策を書いてみる。

保育園で流行っていて年長さんクラスは登園自粛がかかっていた矢先の感染。

どんなに予防していても保育園に通っていたら避けられないのが感染症ですね…。

インフルエンザと言えば高熱、関節痛、食欲不振など典型的ですが、

今年は去年と違った症状がありました。

それは「口の中が苦い。そしてひたすら吐き続ける。そして異常行動。」です。

2020年息子4歳のインフルエンザ体験談をレビューしてみたいと思います。

40℃の高熱で異常行動

朝起きると息子の息が荒く、グズグズ言っているので様子がおかしいと思って熱を測ったら38.5℃。

インフルエンザだったら最悪だなーと思ってはいましたが、だんだん熱は上がり、夕方には40℃を越え「これは間違いなくインフルエンザだな」と確信。

氷枕をして頭を冷やし、お昼寝をしていた時です。

急にバッと両手を上に伸ばし「ママ助けてーーーー」と叫び、目を開けると天井を指さし「黄色と青のアレがいる怖い」と私には見えない何かに恐れパニックを起こして震えていました。

両手をあげる様は、さながらエクソシスト。笑

なんで両手を上げたの?と聞いたら、どこからか落ちる夢を見たらしく、とっさに手を伸ばしたみたいです。

こりゃ完全に幻覚をみているなと心配になりガクガク震えていたので座薬を入れて落ち着いてから、休日やっている荏原医師会病院に電話して受診しました。

検査をして速攻でインフルエンザA型陽性判定。

ちなみに巷ではB型が流行っているそうです。やっぱりインフルエンザかぁーと、仕事休まないといけない罪悪感にも苛まれましたが子供を持つ親は避けて通れない罪悪感ですね。

タミフル処方と同時に注意喚起の紙を渡され目を通すと異常行動についても記載されていました。

余計に怖さ倍増。笑

すでに高熱の時点で異常行動を起こしているので、タミフルの摂取で更に異常行動が起きるのではないかとかなり怖ったです。

よくタミフルやインフルエンザの副作用で、飛び降りてしまう子とかいるニュースを見ますが、何かから逃げようと走り出してしまうんじゃないかと。

あれは大袈裟ではなく本当に有り得るなと今回の経験から思いました。

この夜はタミフルも飲んだし、40℃から熱も下がらないしで、異常行動を起こした場合に備えてママとパパの間に息子を挟んで寝ました。



口の中が苦い

インフルエンザ2日目、朝方ヨダレを出しながら「口の中が苦い」と言ってきました。

息子の様子を観察していると何か吐きそうな予感。←母親って子供の仕草や雰囲気で吐きそうな時って分かりますよね。

すぐに抱きかかえてトイレに連れて行くと身体を振り絞って嘔吐。

高熱で食欲がなく、ほとんど食べていなかったので胃液しか出ていないのですが、苦しそうで身体が小刻みに震えていて、立っている足も高熱でカクカク震えてまともに立っていられなくて、とても可哀想でした。

吐いたので水分も出ていき脱水症状が心配だったのでポカリを飲ませると、飲んだら飲んだ分を嘔吐。

トイレに連れていく余裕もないくらいの間隔で吐くのでポリ袋を枕元に持ってきてポリ袋に吐かせました。

その間も、ずっと「口の中が苦い」と言っていて飴を舐めさせてもダメ、アイスを食べさせてもダメ、牛乳を飲ませてみても全て吐く。

とにかく口の中が苦くて、口に入れたものを全て嘔吐。

結局、朝方から昼過ぎまで繰り返し吐いていました。

もう胃の中に何かを入れると吐いてしまうんだと思い、とりあえず飲ませるのも止め様子を見る事に。

そうしているとウトウト寝てしまったので起きても、まだ吐き気が止まらないなら小児科に連れていこうと起きるまで待ちました。

40℃もあるのに水分が取りたくても取れないので脱水症状になるのではないかと、寝ている最中に熱性けいれんを起こすんじゃないかと心配しましたが、とりあえず大丈夫でした。

息子が寝ている間にネットで同じ症状がないか調べているとタミフルの副作用に味覚障害などあることが分かり、

それが原因かな?と思いましたが前回はタミフル飲んでも口が苦いとは言わなかったので本当に副作用なのかは微妙です。

目を覚ますと吐き気は収まり、「あれは何だったんだ?」という謎の吐き気でした。その後はポカリを飲んでも吐かなかったので、うどんをクタクタに煮て少し食べさせてみたのですが吐く事はなかったです。

今でも原因は分かりませんが、とにかくインフルエンザで謎の吐き気はある事は確かです。

座薬はあまり使わない方向

今回のインフルエンザは2日間40℃が続き、幻覚を見てパニックを起こした時に一度だけ座薬を使いましたが、座薬を入れても38.5℃までしか熱は下がらなかったです。

2日間は常に40℃台で少しも下がる事はなく、だんだん寝ている時間が増え一日の大部分を寝て過ごしていました。

たまに目を開けて「卵スープが食べたい」「ブドウが食べたい」と食欲はあり、沢山は食べれなかったですが40℃もある割には食べてくれていたと思います。

どうしても食べたいと何回も言うので夜中せっせと作った卵スープです。笑

タンパク質やビタミン、ミネラルも摂れ身体も温まるのでgood。次の日はこれにご飯を入れてネギを散らして雑炊にして食べさせました。

話がズレましたが40℃あり顔も真っ赤で主人は「座薬使ったほうがいいんじゃない?」「インフル脳炎になったらどうする」「脳にダメージ起きたらどうする」と心配で何回も座薬を勧めてきましたが、

今回は水分も取れて、卵スープも飲んでくれ、グズってもいなかったので座薬は使いませんでした。

本当に限界の時は泣き止まず、身体がガタガタ震えたり、ビクついたり、幻覚を見たりするので、それ以外は「身体が熱を上げてウィルスと戦っているんだ」と座薬を入れてあげ楽にしてあげたい気持ちを堪え私も耐えます。

座薬を入れて一時的に熱を下げると病気が長引くみたいで本当にダメそうな時にしか使わないようになりました。

とにかく氷枕や水のうで首の下や脇の下を冷やしてあげ、水分を無理にでも取らせて一晩乗り切り、朝には峠を越えたのか37.1℃まで下がってくれ高熱との戦いは終わりました。

【体験談】子供の高熱が出た時の対処法は昔ながらの氷枕と氷嚢がやっぱり便利。今時の氷枕はオシャレでおすすめなのでレビューしてみる。

写真の氷枕と氷嚢の記事も併せてご覧ください。



体力の消耗が顕著

2日間高熱と戦った息子の体力は確実に消耗されていました。

  • 大きい声が出せない
  • 立ち上がる時にふらつく
  • 歩いてもつまずく
  • すぐ横になり寝てしまう
  • ボーっとしている

「ママー」と呼ぶ声が蚊の鳴くような声で「えっ?今、呼んだ?」と確認しないと気付かないくらい細い声になり、声を張らないというか張る元気もない感じです。

ボーっとしていて笑わないし、廃人のように座っていたり、ずっとゴロゴロしていて顕著に体力がないのが分かりました。

そこで熱も下がった事だし、食べて栄養を取らなければと思い徐々に回復食へ移行していきました。

お粥やクタクタに煮たうどんだったのを具沢山の雑炊にしたり、お肉を入れてタンパク質を摂取、フルーツを食べさせてビタミンなんかも摂取するようにしていきました。

熱がある時は少ししか食べれなかった息子も熱が下がってからは、いつもの量を食べてくれるようになったので一安心。

タミフルは必ず飲ませた

タミフルは必ず全て飲み切らせてねと先生に言われていたので、可哀想でしたが嫌がる息子を尻目に心を鬼にして飲ませました。

粉薬が苦手で去年は無理に飲ませたら苦くて、全てを嘔吐したので去年はチョコレートアイスに混ぜて飲ませていました。

しかし今年は4歳になったので「インフルエンザは薬を飲まないと良くならないから頑張って飲もうね」と約束し、タミフルを少量の水で溶かして一気に飲み込み、飲み込んだタイミングでピノを口の中に放り込む作戦で行きました。

薬の飲ませ方に一つにしても息子の成長を感じる今日この頃です。嫌がりながらも、ちゃんと飲んでくれました。

おわりに

また今年もかかってしまったインフルエンザA型ですが、今年は口の中が苦いという症状に襲われ同じインフルエンザでも毎回、症状は違うんだという事が分かりました。

その時の免疫力や体力の問題はかなり影響していると思います。

そして熱が出ると急激に甘えん坊になり、赤ちゃんに逆戻りしたかのような甘えん坊ぶりでした。笑

沢山抱っこして、抱きしめて甘やかしてあげました。

いつも怒ってばっかりの私が無駄に優しいので息子もこれ見よがしに甘えていました。笑

以上今年もインフルエンザA型に感染した体験談でした。