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育休明け働きたい気持ちは満々そんな私でも悩んだ保育園に預けるかどうか問題。

私は元々働く気満々でした。自分には専業主婦は向いていないと分かっているし社会と繋がっていたいと思っているからです。無事に第一希望の保育園に入園確定していましたが、そんな私すらも育休が終わる頃に悩んだのが保育園に預けるか問題。

私は結果的に保育園に預けて良かったな派です。

「3歳までは自宅保育がいい」「早くから預けるのは子供が可哀そう」という意見もありますが、預けて良かったと思う私の体験談を書いてみたいと思います。

はじめに

育休中の1年間は息子の色んな「初めて」に立ち会う事が出来た1年間でした。寝返り・ハイハイ・たっち・初めてストローで麦茶が飲めるようになった日、少し歯が見え始めた日、9ヶ月頃から歩き始めたので初めてよちよち歩き始めた日にも立ち会えました。

私にとって育休の1年間はとても愛おしい時間でした。

保育園も決まっていますし仕事復帰も決まっていましたが、それでも「まだ一歳なのに保育園に預ける必要があるのか」「息子がなんか可哀想」など少なからず悩みました。

主人は保育園に行くほうが家では出来ない事も沢山体験できるし息子も色んな体験が出来て楽しいはずだよ!と言っていましたが、それより毎日ママといる方が安心して過ごせるのではないか?と思ったりして。

しかし今思えば、それは建前で単純に自分が息子とまだまだ一緒に居たい気持ちが強かったです。

保育園初日

きっと、これは保育園によっても違いがあると思いますが息子が通っている品川区の保育園はとても良い保育園です。

息子は育児休業明け入園予約制度という枠の入園で満1歳になってからの途中入園でしたが、初日には担任はもちろんのこと職員のほとんどが「〇〇〇くん今日から宜しくお願いします!」と息子の名前を覚えてくれていました。それが凄く印象的で好感が持てました。

ウチの息子の場合ですが最初の1日目だけ預ける時に泣きましたが2日目からはバイバイ!!と手を振るようになりました。←若干、切なかったです(笑)

保育園が楽しい所だと思った証拠だなと思いました。お迎えに行った時よちよち歩きで一生懸命走ってくる姿は本当に愛おしく感じ一日の仕事の疲れも吹っ飛ぶほど。3歳になった今では迎えに行っても「おっ!お疲れー僕まだ遊びたいんだけど!!」と言わんばかりの態度ですが(笑)

子供の成長に合わせた遊び

「自宅では出来ない体験が出来る」これは保育園に預けるメリットの一つだと私は思います。

やはり自宅保育だと日常の遊びは、おもちゃで遊んだり、絵本を読んだり、近くの公園に行ったり、スマホを見たり、遊び方はマンネリ化する傾向にあると思いますが、保育園だと子供の成長に合った遊びや春夏秋冬、季節を感じる事の出来る体験など試行錯誤し様々な体験をさせてくれます。

夏場は水遊びやプール・色水遊び・どろんこ遊び、室内ではサナギから蝶になるまでの観察、カブトムシの成長の観察。秋になれば、ドングリを拾いに行ったり、保育園の木になった柿をみんなで食べたり、サツマイモの収穫など園外活動。小学校に遊びに行き小学生との交流、息子の大好きな乗り物「ごみ収集車」が環境学習の為に近くの小学校に来てくれ助手席に乗せてもらったり、しかもスケルトンのごみ収集車だったみたいで親でも見たことないぞ!!と驚きました。このようにどれも自宅では、なかなかさせてあげられない体験です。

そしてクラスのお友達の名前を覚えて、お名前で呼び始めたり、0歳1歳の頃はまだ一人遊びだったのが2歳になる頃には「一緒に遊ぼ?」と同じ遊びをお友達と楽しんだりして団体生活も出来るようになってきました。時にはおもちゃの取り合いや喧嘩もして、どんどん息子の社会性が伸びていくのが分かります。



育児のパートナー

ウチの園では毎月身体測定をしてくれます。身長・体重・胸囲・頭囲など計ってもらえ連絡帳の裏に時系列のデータが挟んであり息子の成長を感じる事が出来ます。そして3ヶ月に一度くらいのスパンで歯科検診もあります。

なかなか毎月、自宅で身体測定をすることは難しいと思いますので本当に助かります。

そして保育園の先生たちは「育児のパートナー」にもなってくれます。中には看護師の先生もいますので的確なアドバイスをもらえたり、色々な相談に乗ってくれます。うちの園の先生たちは本当に子供たちの事をちゃんと見ていてくれるなと感心する事が多々ありました。

ある日の事、先生に「〇〇〇くんはお椀をもって汁物を飲むのが、あまり慣れていないみたいなんですがお家ではどういう風に飲ませていますか??」と聞かれました。

1歳になった頃は離乳食完了期でスープもとろみをつけたりして食べやすくしたりし汁物はあまり家庭で出していなかったのです。息子には手掴みで食べながら感触や食事を楽しんで欲しいと思っていたので必然的に汁物が少なかったのは反省。その旨を先生に伝え、その日から少しづつ汁物を意識して作るようになりました。

そうしているうちに「〇〇〇くん、お椀をもって上手に飲めるようになりましたね!ママ頑張っていますね!!」と褒めてくれたり、ちゃんと息子の事を見ていてくれるなと思った出来事でした。

そしてフォローアップミルクのやめ時が私的には分からず離乳食だけでは栄養をカバー出来ていないのではないか?など心配で寝る前だけあげたりしていたのです。もちろん連絡帳に何時にミルクをあげたかを書きます。

ある日、先生が「ママ、〇〇〇くん順調に体重も増えていますし、ご飯もモリモリ食べますのでもうミルクはやめてもいいと思いますよ!!」と言われました。私も薄々そう思っていたので先生に背中を押してもらえ息子がミルクがないと寝付けないんじゃないかと思っていましたがミルクをあげなくても、すんなり寝てくれすぐに止めれました。

初めての子育てなので「やめ時や、始め時」って意外と難しいんですよね。子育てに正解はないにしろタイミングが分からない事が多かったので、先生や周りの子供たちを見て学ぶ事は沢山ありました。

食事面

保育園では毎月、1ヶ月分の給食メニューが配布されます。そして毎日、保育園の入り口にも今日食べた給食のサンプルが置いてあったりし、「息子の月齢だと、これくらいの量が適正なんだなー。」とか「材料は、これくらいの大きさがいいんだ!!」など、とても勉強になります。

家庭での食事はマンネリしがちですが栄養士が考えるメニューをみると「こんな物も、もう食べれるんだー!!」と驚いたりしますよ!これは私の料理スキルの問題もあると思いますが(笑)

そして1年に一度、保育参観があり親も給食を食べる機会があるのですが、これがまた本当に勉強になります!!具材は小さく刻んであり食べやすく味は薄味ですが素材の出汁が効いていて美味しい!プロは凄いですね!息子が、おかわりする理由が分かりました(笑)

子供たちの中には壁を向いて食べている子がいて私は「えっ?なんで?みんなで仲良くテーブルを囲んで食べた方が絶対にいい!!」と、壁を向かせて食べさせている事に疑問を持ったので先生に理由を聞いてみました。

すると「その日の気分で落ち着きがない事があったり、周りのお友達が気になって集中して食べれない子には壁を向かせて食べる事で周りが見えず集中して食べる事が出来るんです。」という答え。なるほどなー。と納得し勉強になりました。さまざまな工夫や試行錯誤し子供たちと向き合っている様子が見てとれました。

心のバランス

仕事と保育園で離れている時間が私には心のバランスを取ることに繋がっていると実感しています。

フルタイムで働いて仕事と家事の両立は本当に大変ですが、それでも仕事をしている自分が好きだし適度に離れている時間も自分には大事だと思っています。

仕事も大変ですが3食ご飯を作って息子と一日中いる事も本当に大変なので専業主婦の方を尊敬すると共に、心底私には専業主婦は向いていないなと実感。仕事で外に出ている時間って私には貴重というか、息子と少し離れてみる事で自分の息子に対する育児の在り方を客観的にみれたり反省したり。

例えば朝、仕事に行く前に息子も眠くてグズグズ、時間に余裕がない時など超絶イライラしてしまう時があります。保育園に預けてバイバイする時に泣き顔でも「ママ行ってらっしゃい」と切ない顔で言われると職場に向かう途中、猛烈に心が痛くなり反省したりします。

しかし離れる時間がなければイライラしっぱなしだったはずです。こんな感じで自分の心のバランスを取ることにも繋がっています。仕事が終わり、お迎えに行く時間になると保育園に向かう途中「早く息子に会いたい」とか「笑顔が見たい」とか気持ちが込み上げてきて仕事で疲れた心もリセットされたりします。

おわりに

保育園どうだった?今日は何して遊んだの?など保育園から家に向かう途中に聞きますが「保育園楽しかったよー!!」「今日は公園に行ったよ」「〇〇先生が、お腹ポンポンしてくれるんだよ」など、お昼寝の時に先生がお腹をポンポンして寝かしつけてくれている事が分かったり先生たちの事が大好きな息子。それは保育園が楽しく先生たちの愛情が息子に伝わっているからだと本当に感謝しています。

デメリットは特に感じた事はないですが強いて言えば発熱でお迎えに行った時など、お友達がバタバタ走り回り、うるさい中で母親を待たないといけない時は少し可哀想な思いをさせたな。と思う事もありましたがデメリットには感じていません。保育園からお迎えの電話があれば30分くらいでは迎えに行っているので「そこは許してね」という気持ちです。

3歳になり息子は両親がお仕事を頑張っているという事を理解しています。「ママ、お外は雨が降ってるから気を付けてね!」「お仕事頑張ってね!」「お仕事終わったら迎えに来てね」など息子の方から声を掛けてきてくれたりして成長を感じると共に保育園に嫌がらず楽しんで行ってくれる息子に感謝しています。

保育園に預けるか、どうか悩んだ時もありましたが今の所は入園させて良かったなと思っています。同じように悩んでいる方の背中を少し押すことが出来たら幸甚です。

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