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【体験談】自分の授乳する姿に変な気持ち・違和感・不快な感情は不快性射乳反射だったようだ。

参考 あなただけじゃない!授乳が不快という感覚…D-MERとは?たまひよ

ネットニュースを見ていたら、ふと目に留まった記事を見て思わず雷に打たれたような衝撃が走りました。

なんていうか母乳をあげる自分がしっくりこないというか…

嫌悪感?違和感?変な気持ちになり表現が難しいですが、悲しくなってくるというか。

なんなら産婦人科で、並んで授乳していたのですら嫌でした。

そんなこと相談するのも変だし「息子が産まれて環境が目まぐるしく変わり情緒不安定なんだ私」と心の中で解決していた母乳をあげる事への違和感。

母親なのに違和感を覚えるのって愛情の欠如?母親になりきれてない?など少なからず悩んだ時期もあったなぁ。

息子も3歳7ヶ月になり当時の感情はすっかり忘れていましたが、

この記事を読んで「私もそうだった」と初めて不快性射乳反射という言葉を知り、私だけじゃなかったんだ…

なかなか相談しづらい、理解してもらえない、そして批判されやすい事でもありますので、あくまで私自身の体験談として読んでいただければなと思います。

初乳から違和感

今思えば、独身の頃から母乳を与えるシーンが苦手だった。

ケープをして授乳する人もいれば、そのままま目の前で授乳しだす人も…

なぜか私が目のやり場に困り、なんというかこっちが恥ずかしくなって見ないようにしたり…昔から、そういう感情はあったんだなと思います。

自分も母親になれば自然と母乳をあげるんだろうと漠然と思っていましたが、実際に息子が産まれてもそれは変わらなかった。

息子が産まれ助産師さんが「初乳は赤ちゃんに免疫がつくから吸わせるね」と私の胸に息子を近づけ息子もパクっとくわえました。

きっとこの瞬間が母親としての幸福感を感じる瞬間なんだと思いますが、私は初乳による幸福感は得られず。

やはり出産前から不安に思っていた母乳をあげることへの違和感が確信に変わった日でした。


自分の授乳姿に嫌悪感

入院中、胸が張って痛いので看護師さんが圧抜き?胸のマッサージをしてくれたんですが、

その光景もすらも何やってるんだろう私…」みたいな気持ちになり看護師さんに申し訳なかった。

それでも入院中は息子の向きを変えてみたり、縦にして飲ませてみたり試行錯誤して練習をしましたが、やはり気持ちは拭いきれず。

退院してからも実母にさえ授乳している姿を見せるのも違和感を感じたし、主人に見られるなんてもっての外。

別室で息子と2人…

頑張って授乳する姿に対しても「なにやってんだか…」とため息をつく日が続きました。

そんな私を見兼ねた母が「別に無理してまで授乳する必要はないんじゃない?」と言ってくれたこともあり授乳を断念し、搾乳してミルクをあげることにシフトチェンジ。

そうしていると徐々に母乳の出る量が減っていき2ヶ月後にはほとんど出なくなったので、そこからは完全ミルクになりましたが精神的にはすごく楽になりました。




母乳神話は聞き流そう

お散歩しているとき「あらカワイイわねー母乳で育ててる?母乳はね…」と語りだすおばあちゃんがいる。

いや、いた。

ウチは「完全母乳主義だからさぁ」と母乳で育てていることで謎のマウントを取ってくる人もいた。

そりゃ母乳は素晴らしいと思いますし否定はしません。

しかし、ぜんぜん気にしなくてOK。

だってウチの息子なんの問題もなく元気に育ってるからです。

この記事を読んでくれている人は少なからず授乳することに抵抗があって見に来てくれていると思うので言いますが、嫌悪感を持ちながら授乳する、赤ちゃんが見上げたママの顔が曇っている。

それなら、ササっとミルクを作って笑顔でニコニコ「おいしいねぇ」と声をかけながら、ミルクをあげるほうが赤ちゃんにとって何倍もいいはず。

母乳かミルクかに固執するよりママが笑顔で穏やかにいられるほうが赤ちゃんにとってもママにとっても大切なんじゃないかなと思うのです。

だから全然気にしなくてOK。


愛情の欠如ではない

息子はめちゃくちゃ愛おしくて、この世の生物とは思えない可愛さ。

悲しい顔をして母乳をあげるより、ニコニコしてミルクをあげるほうが絶対にいいとポジティブに考えるようにしました。

それにミルクだと色んな人に抱っこされ、「可愛いね」とニコニコして沢山の人にミルクを飲ませてもらい愛情を感じる事ができるのではと思いました。

写真では載せきれないくらい沢山の人にミルク飲ませてもらい、たくさんのニコニコ笑顔と愛情をもらい、そのお陰か人見知りもしない誰に抱っこされてもニコニコ、愛想を振りまく可愛い赤ちゃんでした。

哺乳瓶に手を添えてゴクゴク一生懸命ミルクを飲み、生きようとする姿は本当に愛おしかったです。

なので断言します。

授乳することに嫌悪感を持っていても愛情の欠如ではない。

おわりに

なかなか人には言いずらいナイーブな問題でもあり産前産後のママはめっちゃ情緒不安定で睡眠不足。

実際に産後鬱でそうなってしまう人もいるかもしれませんが、私の場合は産後鬱とかブルーとは明らかに違っていました。

妊娠する前からそういう感情があったし「不快性射乳反射」という言葉を知って腑に落ちた。

確かに私みたいな人間は存在しています。

自分でもどうしてそうなのか本当に分からないですし、冒頭に添付した参考記事でも原因はまだ分かっていないそうですね。

しかし長い子育ての中で母乳か?ミルクか?と言っている時期なんてほんの数カ月ですよ。

それに大きくなってから「俺って母乳育ちなんだよねー」とか「俺は完ミだったわ」なんて会話しませんよね。笑

息子は、ほぼほぼミルクで育ちましたが今でも元気いっぱいの男の子ですよ。

今そんな風に悩んでいるママがいたとしたら…

大丈夫。私もそうでしたよ。

息子はたくさんの人から愛情を受け、優しくたくましく育っていますよ。

それに母乳は免疫と言われますがミルクでも保育園に預けるまでは風邪ひとつ引かなかったし、だから大丈夫です。

母子共にストレスなく子育て出来る方が何倍もいいと思います。

同じように悩むママ参考になれば幸甚です。

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