前回ロックダウンに備えてという記事を書きました。

しかし…どうやら政府は意地でも「緊急事態宣言」出さない気ですね。
考えて考えて考え抜いて出した政策が布マスク2枚の配布
はぁ……国民ナメとんのかい。笑
もう政府に期待するのは諦めたほうがよさそうですね。
私的には3月中に緊急事態宣言が出て保育園も休園になると思っていたので、もうしばらくの辛抱だと頑張っていました。
なぜなら保育園が休園にならないと仕事は休めないと思っていたからです。
しかし…「土日だけ自粛して月曜日から保育園に預けて出勤する」これって意味あるのか…どうしても罪悪感と違和感が拭いきれず、精神的にも限界がきたので4月1日から自主的に保育園を休ませる決断をし決行しました。
会社には迷惑をかけますが「子供の命は親にしか守れない」という強い気持ちをもって解雇も辞さない覚悟で直談判しました。
今、同じように悩んでいる方々の背中を押すことが少しでもできれば…私みたいな人もいるんだという気持ちで読んでもらえればなと思います。
決死の直談判
まず私は不動産屋の事務職員で事務作業ばかりなので完全テレワークでOKのはず…
しかし悲しきかな…まだまだ「会社に出勤することが仕事をしている」と考えるアナログ石頭の社長なんです。
4月1日からの自粛でも…すでに出遅れ感は否めないですが、それでも「やっとの思い」で社長に直談判しました。
そもそも社員に「解雇も辞さない気持ちで直談判」させる会社もどうかと思いますが、家族経営で社員が私だけなので私が休むと仕事に支障が出る…
なのでなかなか言い出せなかったですし、社長自体が危機管理能力が著しく低いので私の方が「過剰反応しすぎじゃね?」「保育園やってるのに会社休むの?」みたいな雰囲気で意識が遠のきます。笑
- 保育園は絶対に休園にならないと言い張る
- 休園になってないなら出勤できるよねという空気を出す
- 特にお子さん発熱とかないよね?とわざとらしく聞いてくる
- 電話番がいないと困ると言う
- テレワークでもいいが週何回かは出勤してほしいと言う
- それならご主人も仕事休むの?と言う
ただ支障って「だたの支障でしかない」その支障は今の時期だけどうにかしましょうよ。
「支障って例えばなんですか?」って聞いたら「電話番がいないし来客の際、電話に出れないから」…そんなのスマホに転送でいいですよね?
私のスマホに転送にしてくれればいくらでも電話対応します。ハイ解決。
こんなことなんですよ…優先順位が命じゃないんです。
そんな悶々と生活している中で志村けんさんが新型コロナウイルスで亡くなり日本中に衝撃が走りました。
信じられなくて…悲しくて悲しくて…何年かぶりに泣きました。
世界中で何万人亡くなられているというニュースを見ながらも、どこか現実味がなかった自分がいて、それが志村さん1人の死により何より身近に感じ、衝撃を与え、私の足かせを取っ払いました。
悩んでいる場合ではない、今日からでも行動に移さなくてはと、今自分が保育園に預けて仕事していることに恐怖すら覚え…
申し訳ないですが息子を保育園に預けているのが不安で精神的にもツライので4月からしばらく休ませてくださいとお願いし自主的に保育園を休ませることにしました。
保育園を休ませるまでの葛藤
- 日本社会の習慣が染みついている
- 収入が減る経済的不安
1つ目ですが、「会社に行かなきゃ」「微熱程度で休むなんて」「ある程度は犠牲にして頑張ってしまう」日本社会の習慣がしっかり染みついていて、まだ元気なのに会社を休むことに後ろめたさを感じるのです。
コロナウイルスにかかってからでは遅いのに、有事だと分かっているのに、どうしても拭いきれない習慣の怖さ、まずはこれを捨てることが大事だと思います。
2つ目は共働きで生活しているので収入が減ることによる経済的不安。
家賃も払わないといけなし、生活も続く…私が仕事辞めたら生活回るかな…など不安しかなかったのですが、結局は全て「命」があっての事なんですよね。
命さえあれば収束してから仕事だって探せばいいし、仕事できない間は節約して、それでもダメなら貯金を切り崩して生活すればいい、解雇になれば失業保険で補填すればしばらくはやっていける。
以前、育休中に会社が倒産し失業保険を貰っていた経験あり。

そしてウチは賃貸なので東京にこだわる必要もないとすら今回の件で思いました。
優先順位を「命」にしよう
今回、志村けんさんが教えてくれたことは新型コロナウイルスの怖さだけでなく、だれに看取られるわけでもなく遺骨になって帰ってくるという事実。
医療崩壊も間もなくというステージまで来ています。
不安を煽るようなことはしたくないですが、もしお子さんが発症したら…運よく入院できたとしても看病も出来ず、最悪触れる事もできず遺骨で帰宅することになったら…私はもう生きていける自信がないです。
子供を守れるのは親だけです。
今でも保育園は預かってくれますが、息子が通う園では先生たちも子供たちもマスクをしていませんし、子供たちとの距離も近い、もはやこの光景は客観的に見て「感染待ち」にしか見れなくなりました。
保育園の先生たちも必死の思いで働いてくれています。
感謝しかないですし、本当は不安なはずなのに顔に出すこともなく通常通り保育してくれています。
しかし保育園の先生たちも働くママなんで同じように先生たちにも自分の子供の命を第一に考えてほしい。
なので一刻も早く緊急事態宣言を出すなり、とにかく休園にしてほしいと思うのです。
現在のニューヨークの現状を見て、日本は異常だと思いませんか?
まずは命を第一優先に考え、命を守る行動をとりましょう。
実際に自粛してみて
息子と一日中いると、それはそれで大変です。笑笑
この記事を書いている間にもコップを倒して飲み物をコタツ布団にこぼしてくれたり、おしっこ失敗して床掃除しなきゃいけなかったり。
ママーママー。ママーうんち出たー。ママーママー。笑
ママ、ママ攻撃に「あぁーーーーあかーーーん」となりますが幸せなんですよね。
心に余裕があるからなんでしょうか怒る事が少なくなり、仕事と家庭の両立でどれほど心が消耗されていたのか気付くことができました。
息子が笑っているだけで愛おしいですし、私が疲れてイライラしてるのって子供にも悪影響だったなと、主人にも当たり散らすことも少なくなりました。
行動してみたら気持ちが楽になって、後のことはどうにでもなれって感じです。笑笑
でも間違いなく家族が健康でいれば、どんな困難も乗り越えられる自信しかないので、とにかく今は耐える時期だと思います。
おわりに
元々、引きこもりで家にずっと居ることは全然苦ではないので自粛していることに関してはストレスはまったくありません。
こうやってブログをゆっくり書く機会もできて私的には不安もありますが穏やかな日々を過ごせています。
毎日、肩こりや頭痛に悩まされていましたが嘘のようになくなりストレスの怖さも同時に実感しています。笑
来週からはテレワークになるかもしれないので、また状況は変わると思いますがテレワークさせて貰えるだけで幸せだと思ってベストを尽くすだけで、今はなにが正解かはわかりませんが、英断だったと賢い判断だったと思う日が来ると思っています。
新型コロナウイルスの脅威はこれからだと思っていますので、とにかく今は命を守る行動、今まで通りではない、先が見通せない、これからが本番、最悪の事態を回避するため、大切な人の命を守る行動を取りましょう。
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